【RPGツクールMV】『フロンティアワークス・ホラータイルセット素材集』をMV対応させてみた

これから夏に向けてホラー的なゲームをツクールで作ってみたい。
うすぼんやりとそんなことを考えていたら公式ショップでホラータイルセットを発見。
偶然GWのセール中でだいぶ安くなっていたので買ってみた。
しかし、商品欄にもばっちり書いてある通り、この素材集はVX、VXAce対応のもの。
幸い加工自体はOKらしいのでとりあえずざっくりリサイズしてみてMVのほうでどれくらい使えるのか試してみたいと思います。

『フロンティアワークス・ホラータイルセット素材集』とは?

『フロンティアワークス・ホラータイルセット素材集(インテリア)』は公式であるツクールストアおよびSTEAMなどで購入できるタイルセット素材集。
中身に関しては公式ストアである程度確認できる。

今までいくつか見た完全公式のものと異なり、権利表記を行うことを遵守すれば、ツクール以外の商用利用まで可能。
リードミーを見た感じだと、素材単体での再配布以外は特に禁止事項もなく、通常範囲のゲームを作成する上ならば編集・加工・加工OKというありがたさ。
今回もこの規約に則って、ツクールMVでも使えるように加工させてもらおうと思う。

タイトルではインテリアと銘打ってあるが中身を確認するとわかる通り壁のタイルも含まれているのでこれ単体でもマップを作ることは可能。
VXAce基準だと

内装パーツのタイルA4,A5にあたる壁と床装飾の部分、
小物類が多く含まれているタイルC
を専用のものに置き換え、
未使用の空欄にタイルDを追加
という形になるため、素材のほうの編集を行わない場合はそれ以外のパーツは既存の物を使う形になる。
加工せずに済む簡単なところだと通常空欄になっているタイルEのところにCのものを設定して既存の小物類と並行して使うなんてのもあり。

VXAceのほうで素材を試してみる

本題の加工に入る前に元の素材を試してみたい。
VXAce自体使うのが久々なので少しドキドキ。

『フロンティアワークス・ホラータイルセット素材集』をMV対応させてみた
VXAceで素材をテストータイルセット設定画面

結構エディタが今と違ってて戸惑う。
とりあえず、素材を投げこんでタイルセット設定。
赤い丸で囲んだ部分が追加素材分となります。
実際に使うにはこの後通行設定を一つずつ行う必要があるものの、今回は見た目のテストだけなので割愛。

『フロンティアワークス・ホラータイルセット素材集』をMV対応させてみた
VXAceで素材をテストーマップエディタ画面

早速追加素材のみで一つマップを作ってみた。
一応内容的には、
閉鎖された怪しい実験施設的なものをイメージ。
実際やってみると素材が豊富過ぎて使い切れんというぜいたくな悩み。
拷問具的なパーツとかクトゥルフ系にも使えそうなバイオチックなパーツとか、使いたくなる部品が目白押し。
改めて作ってみると、血文字をはじめとした血液系のパーツが多めにあるほか、各器具にも血糊付き差分が用意されているのでそれらを並べるだけでもかなりホラーの雰囲気増し増し。
後、一部柱や、壁に空いた穴等、既存のパーツにホラーテイストを追加したものもあるので、
イベントなどを用いてただの穴だと思っていたら急に眼玉が、みたいな仕掛けも作れる。

『フロンティアワークス・ホラータイルセット素材集』をMV対応させてみた
VXAceで素材をテストーテストプレイ画面

実際のゲームウィンドウ上ではこんな感じ。
VXAceのデフォルト画面って結構サイズ小さいと思ってしまった。
前は全然そんなことなかったのに。
なれって恐ろしい。

なんかこれだけでも十分楽しんでしまった感はあるものの、本題はここから。
これら素材をリサイズすることでMV対応のものにするとどうなるのか、試していきたい。

素材のサイズ変更

加工に使うソフトは適当に用意してもらうとしてサイズの変更について。
今回加工するタイルチップの規格は一マスが、
VXAce:32×32
MV : 48×48
単位となっている。
なので、単純に縦横1.5倍に変更すれば問題なく使えるようになるはず。
拡大加工になるのでどうしてもドットが潰れてしまうのが難点だが、そこはしょうがない。
一応サイズ表記

オリジナル加工後
FW_Horror_Tile-A4320×160 480×240
FW_Horror_Tile-A5256×320 384×480
FW_Horror_Tile-C 512×512 768×768
FW_Horror_Tile-D 512×512 768×768

以上のように画像サイズの拡大を行ってみた。

『フロンティアワークス・ホラータイルセット素材集』をMV対応させてみた
MVに加工後のタイルを設定ータイルセットエディタ画面

VXAceの時と同じように赤丸の部部に配置。
今更ながら、素材画像にあたる部分には一部ぼかしを強くかけている部分がありますのでご了承ください。

見た感じは問題なさそうなので、実際に先ほどVXAceで作ったマップを再現してみる。

『フロンティアワークス・ホラータイルセット素材集』をMV対応させてみた
MVに加工後のタイルを設定ーマップ製作エディタ画面

MVのほうで再現してみたものがこちら。
最初に素材をふんだんに使ったことを微妙に後悔したりとかなんとか。

『フロンティアワークス・ホラータイルセット素材集』をMV対応させてみた
MVに加工後のタイルを設定ーテストプレイ画面

こちらがテストプレイを行ってみたもの。
こうやって同じ場所でスクショをとると、画面サイズ自体はVXAceよりも大きくなっているものの、全体のパーツのおさまり自体は共通になっていることを初めて知った。

『フロンティアワークス・ホラータイルセット素材集』をMV対応させてみた
MVに加工後のタイルを設定ーテストプレイ比較画面

せっかくなので両者の一場面を切り取って並べてみた。
比較画像を作ってみて気づいたけどパーツ一部間違えてた。
それはともかく、ほとんど違いはないように見える。

以上。
既存パーツと並べて使ってもそこまでの違和感はなく使えていると思う。
さすがにMV専用に作られたハイクオリティな方の素材と並べてしまうとどうなるかわからないが、単品で使う分には雰囲気ばっちりのホラー感を表現できる一品だった。

おまけ

どっきりイベント的なものを作りつつ、既存の床パーツと組み合わせてみた。

『フロンティアワークス・ホラータイルセット素材集』をMV対応させてみた
おまけ画像ーどっきり前編。

何事もなさそうな回廊を進んでいると・・・。

『フロンティアワークス・ホラータイルセット素材集』をMV対応させてみた
おまけ画像ーどっきり後編。

辺りが急変。
うめき声のSEが流れ出したり怪奇現象が始まったり、そんな感じ。

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