地下迷宮探索終了

タイトルどおりルフランの地下迷宮にいったん区切りをつけました。
まあ遠回りな表現をやめてぶっちゃけるとまだクリアしてないんだけどラスボス戦で心が折れたって言うかどうでもよくなってきたので強制終了。
ゲーム自体も面白いし、話もいい感じに盛り上がってきたし、まだまだキャラクター育成にも先があるんだけどなんていうか、ううーん、というところ。
というわけで正式に終わったらちゃんとしたレビューを書こうと思っていたのですが最初のインスピレーションから特に付け加えることもなかったのでここでは多少愚痴込みで個人的に感じた欠点的なものに触れて終わらせたいと思います。

1.テンポが悪い
とりあえずやっててげんなりするのがここ。
後半戦、特に旅団の戦闘参加メンバーが十人を超える辺りから若干攻撃の時間が長く感じてくる。
最終盤の鉄板メンバーとなるドナムで全体攻撃乱射まで行けばましになるかもしれないが通常攻撃メインで進めるとメッセージ送りの任意の高速化が出来ない関係上メンバーの一人一人が相手を殴っていく姿をひたすら見せられる。
幸いラストダンジョンまでで1,2ターン以上かかる雑魚戦(称号あり除く)はなかったので大抵はコマンド入力してから放置しておけば戦闘は終了しているが、そこからまた個人個人のHP回復が個別に挟まってテンポがさらに悪くなる。
経験値稼ぎをさせる関係上か最後のほうのダンジョンに行くと敵がよけられないレベルで大量にわいているので早く先が見たいのにと思うこともしばしば。
一応スキルを駆使すれば敵に発見されなくなるので避けることは可能。それはそれで面倒だが。

2.一部戦闘のバランスがアレ
このゲームの面白いところが最大戦闘参加メンバーが15人までいけるというところだが、敵もそのことを前提としているのかやたら全体攻撃+状態異常とか、範囲は狭いものの威力は即死級という攻撃とかを連打してくる。
中型の敵はほぼ全体攻撃、小型の雑魚も前衛全体、後衛全体とやたら攻撃範囲が広い。
そこで期待したいのが旅団の盾役だが、15人分の攻撃が集中したら即沈む、とか思ったのか他のメンバーをかばう確立が相当低い。
しかも回数制限があるのかボスが二連続で全体攻撃をしてくるとかばってくれず、攻撃面ではあんまり役に立たない盾役を残して主火力の後衛メンバーが全滅なんていう場面もしばしば。
って言うか肝心のボス戦で攻撃を受け止めてくれた覚えがないんだけどなんか自分がシステムをちゃんと理解してないとかなんだろうか。
それはさておき、上記のとおり攻撃を他者の力で防ぐ方法はほぼ不可能なので残る手段は個人個人の耐久力を上げるしかない。
ディスガイアとかでおなじみの転生システムを用いたパラメータ上げを始めとしてDRPGならではのレア防具集めも一応出来なくはない。
しかし、戦闘のテンポがイマイチな関係上最終盤に入ってから1からレベル上げというのもなかなかしんどいし、防具はステータスが目に見えて上がるが、なかなか手に入らない上戦闘メンバーが15人(まずいないと思うが控えも交換で使うという考えがあるなら最大40人)にもなるので集めるのがかなり面倒。
一応ラスボス戦に挑む際には弱体技(ボス攻略にほぼ必須なのになぜかノーヒント)を放つメンバーに持っている最高の装備をつぎ込んでみたが、これまたなぜか異様に素早いラスボスに先制攻撃されて、技を打つ余裕もなく即死してむーん。
もっかいやり直して状態異常を食らって不発。
さらにもっかいやり直してまた即死。
一応弱体技に成功すれば威力が半減するらしいので即死はなくなると思うが、そこまで行くのに必要な運ゲーに何かアレな感じがしてきてテンションダウン。
思い起こすと中盤辺りからボスの攻撃でパーティが半壊するものの、全滅直前で何とかごり押しきるという勝ち方ばっかりだった気がする。
字面にすると熱い展開っぽいが実際のところは運よく主力が狙われずに全滅する前に偶然削りきったという感じ。
ボスは基本的に力だめ的な攻撃準備と大体大ダメージの大技を繰り返すだけでしかも複数回行動で一ターンに大技→力だめとか平気でして来るのでほぼ毎ターン即死レベルの攻撃が飛んでくる。
対してこっちも特に対抗する手段がない(一応ボスが大技を準備しているとわかりやすくマークが出るが前述のとおりほぼ毎ターン点灯しているのでそれに合わせて全員防御するとかは完全に時間の無駄)ので出来ることといえば全滅する前に攻撃を集中させるしかない。
一部ボスは嫌がらせのように状態異常を振りまいてくるが、治そうとすると同じ攻撃がまたすぐに飛んでくるので時間の無駄。
結局全員に攻撃アップを振って殴るのが最適解になりやすい。
とまあ中盤からラスボス戦まで通して、殺される前に殺せというワンパターンな戦闘だった。
戦略性とかの影響を最小限に個々のパラメータで勝負というのがいかにも日本一のゲームっぽいが最後に来てちょっと疲れてきた。

シナリオとかはここ最近では割と先が気になる展開でそこがちょっと先のテンポに関しての悪印象を強めている感はあるが最後まで行ってないのに言うのもなんだけど面白かったと思う。
システムも若干余計かなと思ったのはカルマの仕掛けぐらいで後はいい感じに目新しく楽しめた。
新しいというものではないが武具合成とかで強い武器が出来上がってひゃっほーとか人形兵の一人一人に設定をつけてわくわくしたりとかもよかった。
ただ、それだけになんかそういうのをガン無視しててきとーにやったらテキトーに勝てましたみたいなボス戦になっているところにむなしさを感じてしまった。
全体的に見ると結構な良ゲーでたぶん大半の人はちゃんとクリアして、さらにそこから始まるらしい隠しダンジョンまで楽しめると思うが、なんかこう、たまりたまったアレな感じが限界に達してしまったのでここで試合終了と相成りました。

う、ううむ、なんか見直してみると想像以上に愚痴っぽいな。
一応『いいところは前回までで触れつくしたので、今回はあえて、あえて普通ならあんまり突っつかないような些細な気になるところを挙げてみよう』という体にはしたいのだけど。
一つ言い訳をすると、思ったことを脊髄反射でそのまま書きなぐっているので今現在の心境からゲームの記憶、および記事全体に悪い方向のバイアスがかかってしまっていると思われるので、ここでの評価は話半分に聞き流していただけるとこれ幸いです。
この記事自体お蔵入りしようかと考えましたが、久々の『熱中したゲームがなぜかラスト寸前で強烈に冷める』という体験をしたのでその時の心境がわずかでも垣間見えるのではないか、とかへんなことを考えて、記録に残してみようかなという試みになります。
なんか言っている自分もやっている自分もよくわからなくなってきた。

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