「つまらない」について考えてみた

「つまらない」という言葉がある。
先日のモチベーションについてを書いている際に何度か目にしていたらゲシュタルト崩壊してきたので意味を再確認していたら変な方向に思考が行った、という話。

つまらない(語源由来辞典)

上のサイトによると元々「詰まる」という言葉から派生して生まれたものらしい。後半の〔「納得できない」の意味で「つまらない」が使われ~〕の部分は正直良くわからないが、意味的には詰まらない、快適に行き過ぎて面白くない、といった感じの使われ方だろうか。

気になったのは「つまらない」の否定の話。
「つまらない」の反対語は「面白い」なのだろうが、それに対して「つまらなくない」という口語を聞くことがある。
「ひょっとして、つまらない?」
「そんなこと無い、つまらなくないよ。」
と、いった感じ。
二重否定というやつだろうか「つまらなくない」。
これを分解してみると「詰まる」+否定+否定なので、意味合い的に元々の「詰まる」と意味は同じくなるはず。
それを踏まえて先ほどの例に当てはめてみると、
「ひょっとして、つまらない?」
「そんなこと無い、詰まる。」
ギャル言葉である。
意味として考えてみても「面白い」とは結びつかない。
前の例が「退屈?」からの「面白いよ」になっているのに対して、後者は「そのまま行く?」→「いや、途中で止まる」といった意味合いの会話に見える。

理由としては「つまらない」という言葉に対してのみ「面白くない」といったニュアンスが加えられているからだと思われる。
しかしそうなると、「つまらない」は「詰まる」の否定であるといっていいのだろうか。
少なくとも退屈、面白くないといった意味で使われる「つまらない」に関してはそれ単独で独立した言葉なのではないだろうか。
基本形が「つまらない」で、それの否定が「つまらなくない」となるわけだ。
ただ「なくない」の語感の悪さが半端ないのだがそこはどうなんだろう。
変に否定形を考えたりしないで素直に「面白いよ」って答えればすべて済む話しな気もしてきた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA