最近はまっているスマホゲーのガチャで無事爆死。
というかここ最近平行してやっているゲーム全部で運が悪い気がする。
ぐぬぬ、悔しいのでこの現象について考えてみる。
まずすべては思い込みである。これが前提。
運営の陰謀だぁーなどと嘯いてストレス発散してみるのも悪くは無いが、確率で当たりはずれがある以上たとえどんな設定だろうが、当たる人には当たるし、外れる人は外れる。
しかし、それでも時折、当たりが重なることがある。
おかしい、最高レアのキャラを引いたばかりなのに、こっちでは限定レアが当たりだしてしまうとなると、明日死ぬのかあるいはスマホに秘密の当たり周期があってそこに偶然入り込んだのか、等妄想することも。
これらはたまにしか起こらないことが起こったために脳に強く印象付けられているだけなんだろう。
そう考えてみると、当たり外れの相乗効果と言うやつが結構大きい気がする。
当たりを引いた時は普通気分が良くなるもの、気分が良くなると良い印象を強く受ける傾向になるのでそこで、さらに当たりを引いたとなると、良い印象が普通のときの何倍にもなってその時の事が強く印象付けられて、運がいいと感じる。
悪いときも同じく、気分が悪くなり、悪い印象を強く受ける傾向になるので、外れが何倍ものダメージになるわけだ。
逆に良い気分のときは多少の外れを引いても気にならないし、外れを引いた後に当たりを引いても・・・あれ、うれしいぞ。
外れを引きまくった上で最終的に当たりを引いたときにはなんともいえない救われたような気分になる。
スマホゲーのガチャに当たりが少なくても大丈夫なのもここら辺の理由なんだろうか。
とまあ、脱線はさておき、当たり外れの相乗効果について。
さいころを例にしてみると、三回振って1、1,6が出たとする。
これは運が悪いだろうか。
合計は8、サイコロの平均は3.5なので三回振ると10.5が平均。
思いっきり平均以下だが、同じく振って2、3、3となる場合よりは運がいい気がしないだろうか。
どちらも同じ8だが、前者は外れ、外れ、当たり、と当たりがひとつ混じっている。後者は外れ、外れ、外れ、といずれも平均以下の外れ。
ここら辺は個人の受け方しだいで、マイナス思考な人は1が二回続いた時点で6がひとつでようが誤差だと感じてしまうかもしれないが、とにかく数字上ではサイコロを三回振った場合の合計値という観点だけで考えれば同じ二つの結果でも感じ方は微妙に異なる。
同じことがガチャというやつにも言えるのではないだろうか。
ガチャにおけるあたりが続く、サイコロの目で言えば6が二回続いた程度の出来事で数学的に見れば結果は合計値は12であり、5、6と6、5の二通り、二倍の確立で出せる11とその差は1でしかない、しかしこの差が果てしなく大きい。
その結果、本来ならグラフで表現すれば直線でしかないはずの「2~12のサイコロを二つ振った合計値」は受ける感情というフィルターを通してみると2に近づくにつれて果てしなく下に、12の方は天井知らずに上にカーブしていくので波のような形になる。
6,7とかの中心に近い数値を出してもさほど印象に残らないが、極端に低い数字と逆の高い数字を出したときは強い印象が残る。
これを長く続けていると、真ん中のほうの弱い印象の数字の記憶はすぐに風化していってでかい数字を出したときの記憶が良い印象、小さい数字のときの記憶が悪い印象として深く残る。
そうやって考えてみると、本気で今までやってきたガチャをすべてデータに残していれば設定された数字どおりになっているはずなのに、それをしていないので中間の特に印象に残らない程度の当たりの記憶が薄れているから外れが立て込んでいると感じているわけだ。
と、ここまで怒りのままに自分なりの理詰めで納得しようとしたわけだが、なんか、もやもやする。
ちょっと落ち着こうかな。