二択について

アーカイブス版FF6を無事クリア。
プレイ時間は約30時間くらい。
ちょっと前にPS版でやり損ねていた8竜やら古代城やらのイベントをほぼ網羅しての初クリア。
カイエンの夢の中とか見た覚えのないダンジョンがいくつかあって笑ったのち、本気で忘れているだけなんじゃないかとか自分の脳が心配になったりする一面もありつつ、後半はレベル上げポイントで適当にレベル上げしてほぼ無双状態でボスを蹴散らしてクリア。
こういう抜け穴というか方法によってごり押しで楽勝クリアができてしまう昔のゲームも悪くないね。
久々にやってみて感じたのがこのゲーム、結構二択を迫られる場面が多くある。
そういえば最近こういう二択ってあんまり見ないなーとか思いつつ、その理由について考えてみた。

そもそもこうして記事にしようと思ったきっかけがゲームの攻略情報を求めていろいろ見て回った時に見た文章。
内容はうろ覚えだけど、「魔石ボーナスのため低レベル進行を求められる」とか言う感じ。
確かに(調べて始めて知ったけど)、このゲームはレベルアップではステータスが上がらないという特徴がある。
力とかすばやさとかを上げたい場合はレベルアップ時に各対応した魔石を装備しておくことで、ステータスにボーナスポイントという形でプラスされるのがこのゲーム中で唯一ステータスを上げる方法らしい。
このボーナスを最大限得るために対応する魔石が手に入るまで低レベルを保ちましょう、といった具合。

後々パラメーターを高めるために前半戦を我慢するか、楽に進めるためにボーナスを犠牲にしてレベル上げをしてしまうか。
これも二択かなー、などと思いつつ見ていると、低レベル進行に対して反論が。
「通常のプレイであれば普通にレベル上げしても問題ない」だそう。
確かに前に数回クリアしたときにはこの仕組みを知らないでプレイしてたし、正直後半戦は難易度がそれほど高くないのでおそらくボーナスが一切ない初期のステータスでもレベルさえ足りてれば全然クリアできると思う。

そう考えると、魔石ボーナス自体が文字通りのボーナスであって、いらないといっちゃいらない。
でも、なんだろうか、この微妙に損した気分は。
ステータスマックスの最強キャラを目指すような根気はないので、実際に進める際もレベルについては考えずに進めていた。しかし、いざボーナスがもらえる場面まで行くと、ステータスを上げてみたくなる。
特にすばやさを上げる魔石は一種類しかないのでそれを4人で使いまわすことになるのだが、経験値の調整をミスして同時に二人がレベルアップしてしまうことがあると、何だか一回分損した感じになる。
別に一回くらいたいした影響もない、というかそもそもクリアする分にはなんら問題ないのに。

なんかこの感じに覚えがあるなあ、と思っていたらスマホゲーでスタミナの調整にミスって大量に残した状態でレベルアップした結果、切り捨てられてしまった時に感じたのと同じだった。
もったいない精神というやつだろうか、ケチ根性とも言うがそうやって見回してみると最近そう思うことが増えた気がする。
増加分のスタミナを損した、オンラインゲームのイベントに参加し損ねて損した、買い忘れて損した、とか。
どうも物事の判断基準が損するか、しないかに寄って来ている気がする。
本来ボーナスであって普通に進めても問題ないけど、あると少し楽になりますよ、という程度のものでも手に入れ損ねると、得し損ねた、損したー、となる。

これが全体の傾向なのか自分が卑屈になっているだけなのか判断に困るところだけど、仮にそう考えるとゲームに取り返しのつかない二択があまりなくなってきたというのも、こうした片方を選んだ結果もう片方を得られない、損した気分になるという人が多くなってきたのが原因なんだろうか。
そう思ってみると、最近のゲームで一本道で自由度のないものがあるけどそれも、そういうよりよい道が選べたのにって言う損した感を感じさせないためのストレスフリーの一環なのかな。
自由が過ぎると逆にストレスになるとはよく聞くけど、これもそうしたものの一つなんだろうか。

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